Misaco + Otherzの『待ちくたびれたよ』がとても素晴らしい出来であるにも関わらず、なかなか多くの人の耳に届かない。嘆いてばかりいてもしかたないので、あれこれ考えるわけではあるけれども、私(に限らず、あさがやんずレコードのメンバーみんな?)は作品制作の能力には長けていても、広報的なことは得意ではない……というか、少なくとも、私の場合、むしろ苦手な方だよなあ、と思っている。あるいは、思い込んでいる。で、とぼとぼレコード屋巡りをしてみて、微妙にへこたれて帰ってきたりするわけですよ。
その延長で、オープン・マイク/オープン・ステージに出て演奏してくるのがいいのではないか、ということになりました。これなら、私にもそれなりにこなせる広報活動ではないか、と。

で、馴染みのBrock、Next Sundayと周り、まあ、ぼちぼちの感触を得て、今度は、新しくBUNGAさんというところに行ってみました。したところ、時間になっても、Misacoと私の2人しかおらず、店内はがらがら。これじゃあ、成立しないよなあ、とお店の美しいおねえさんと話し合ったりして、時間を潰していたわけです。年に一度あるかないかという不入りの日だそうで。
このまま解散ですかねえ、と思っていたところ、相次いで2人の弾き語りの演者が来店。結局、3組でオープン・マイクを始めることになりました。今までは結構ぎゅうぎゅう詰めのところばかりだったので、相当に微妙だなあ、と思いつつも、電車を乗り継いでここまで来たわけで、ラムソーダをがぶっと呑むだけで帰るというのはあまりにもナニではないか、とも思い。あああ。
2人の弾き語りを聴き、拍手をし、最後に、私たちも3曲演奏しました、それなりのクォリティで。演者のひとりはガールフレンドを連れてきていたので、板の上には私たち2人、客席には3人。プラスお店のおねえさんひとり。
結果的に言えば、ああ、また、微妙にへこたれ、不完全燃焼な心を抱えて、ちょっとやけ気味に幾杯かのグラスを干した夜でありましたね。
ちなみに、出演料一人1,500円也。安くはない遊びだよなあ。あ、遊びじゃない。広報活動だった。
--- など1号 ---
posted by Misaco + Otherz at 00:27|
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